ハイムリック法(はいむりっくほう)
ハイムリック法は腹部突き上げ法とも言い、気道に異物が入った時に除去する応急手当の一つ。背部叩打法で異物が取れなかった時にハイムリック法(腹部突き上げ法)を行う。 のど詰めを起こした人の後ろにまわり、両手を腋から通し、片方の手で握りこぶしを作り親指側をみぞおちのやや下に当て、もう片方の手でごぶしを握る。体を密着させてすばやく手前上方に向かって圧迫するように突き上げる。 ハイムリック法(腹部突き上げ法)は、乳児(1歳未満)や妊婦に行ってはならない。 気道異物除去は、まず「背部叩打法」を試みて、取り除けなければ「ハイムリック法(腹部突き上げ法)」を試みる。 意識がない、異物が取れずに意識がなくなった時は、ただちに心肺蘇生法を始める。  ハイムリック法(腹部突き上げ法)

同義・関連用語:気道異物除去応急手当心肺蘇生法腹部突き上げ法胸部突き上げ法
背部叩打法

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