人工呼吸(じんこうこきゅう)
人工呼吸とは、倒れている人の肺に酸素を含んだ空気を送り、呼吸を補助するのが目的。心肺蘇生法では、胸骨圧迫を30回行ったら、人工呼吸を2回行う(30:2)。 1.気道確保の姿勢をとる。2.親指と人差し指で倒れている人の鼻をつまみ、口を大きくあけて倒れている人の口をおおい1秒間息を吹き込む。3.胸が上がることを確認して、同様に2回目の吹き込みを行う。4.2回吹き込んだら胸骨圧迫を30回行う。
人工呼吸がためらわれる場合は胸骨圧迫のみの心肺蘇生でも良いとされているが、窒息や溺水による心停止、子どもの心停止には人工呼吸が有効。
同義・関連用語:心肺蘇生法胸骨圧迫気道確保心停止

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